母が先生の本を手にし、靴下の重ね履きをしています。もともと 重度の外反母趾で、主治医 もこんなにひどい外反母趾は見たことがないという状態です。さらに 外反母趾の浮指が影響し、趾爪(しそう)が全て肥厚爪(ひこうそう)です。外反母趾のケアの一つに足の指の間を広げる運動がありますが、靴下の重ね履きをするせいで指は全く動くことができず、それどころか 重ね履きの影響で指が、がんじがらめになってます。母は、冷えを取るのが大事だと言い、靴下の重ね履きを継続しています。
外反母趾の主治医は、足指の自由が効かないため靴下の重ね履きを反対していますが、母は進藤先生のブログのQAで外反母趾になった人にさらに重ね履きを勧めている文を見つけ、靴下を履けば履くほど外反母趾が治ると言っています。
正しい選択肢が何なのかわからない状態です。
ご指導いただけると助かります。
靴下は5枚重ね履き、半身浴は日に30分、寝る時は湯たんぽを使っています。
外反母趾は、肝臓と消化器の毒だしです。
両足の親指の内側(人差し指側)は肝臓、反対側は消化器の筋です。(本に図は掲載されています)
肝臓は引き締める性質があり、消化器は緩める性質があります。
特にスイーツのような甘い物を多く食べていると甘い物は緩める、弛む、爛れるという作用が強いので、緩み切った所に肝臓の毒だしで強く引っ張られて外反母趾になり易いようになるようです。
爪の肥厚は、肝臓の毒だしです。肝臓の毒は爪に良く出ます。
肝臓は消化器を攻めますので外反母趾になっていると思います。
もっと「冷え」がとれて肝臓、消化器の毒が減ってくれば外反母趾が改善されると思います。
私は「正活絹」と言うブランドの靴下を履いていますが、他のメーカーより指の部分がゆったりしていますので、たくさん重ねても締め付けは感じた事がありません。(ご参考まで)
東洋医学をベースにしている「冷えとり」の考えでは、靴下の重ね履きや半身浴などで足元を温めて血流を良くしていけば、徐々に肝臓、消化器が良くなって外反母趾が改善されると思います。
私自身も「冷えとり」を始めて間もない時に外反母趾になった事がありました。外反母趾になる前には甘いお菓子を沢山食べたりしていましたので、10日間くらい甘い物断ちをして様子を見ましたら、徐々に治りました。(ご参考まで)
出来ましたら貴女には、徐々にもっと靴下を増やしたり、半身浴を長くしたりしてもっとしっかりと「冷えとり」を実行していただきたいのですが、お考えいただけましたら有難く思います。
靴下の重ね履きが圧迫することはありませんが、西洋医学では説明してもご理解いただけない事ですので黙っていた方が良いと思います。
これからも「冷えとり」を続けていただけましたら有難く思います。
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