私は、毎日いつものスーパーマーケットで夕飯の買い物をします。
8月下旬ころから、秋色のスイーツ(栗味とかサツマイモ味とか)が並び始めます。
パッケージも秋をイメージするようなデザインになり、をれを目にすると秋が大好きな私は「夏が終わった」と嬉しくなります。
皆さんが悩んでいる「腹八分目」
さて、私は全国の方々から色々な電話相談をいただきますが、とても多い質問がこちらです。
「腹八分目が難しい。冷えとりを始めたら食べる品数が段々無くなってしまって、どうしたら良いでしょうか?」
正直なところ「腹八分目」に関しては、私も難しいと思っている一人です。一口に「腹八分目」と言っても、十人十色と言いますか、人それぞれ違いますし、その日の体調によっても違いますので、お伝えするのが難しいです。
そもそも、自分自身もよく食べすぎで失敗をするのですから、偉そうなことは言えません。
消化器が足系統にくる理由
先日も、急に右膝が痛くなりました。
原因はズバリ「アイスクリームの食べすぎ」です。
アイスクリームは冷たいので分かりにくいのですが、けっこう糖分が高いのです。甘いものを沢山摂ると消化器が悪くなり易くなります。(毎年、アイスクリームの誘惑に負けているので、ボーっと生きてるんじゃねえよ!と言われそうです)
消化器の毒は、膝・股関節・足首など足系統に支障をきたしやすくなります。
よく、お相撲さんが膝や足首などの足系統を傷めることが多いです。彼らは体を大きくするために沢山食べるのも仕事の一つのようなので、どうしても消化器に毒が溜まりやすいのだと思います。お仕事の関係上中々難しいですね。
では「消化器の毒が何故、足系統に出やすいか?」という事ですが、例えば縄文時代を考えてみてください。自分の足で歩いて食べるものを探さないといけませんでした。現代のように整備された道があるわけでもないので、荒れ地を歩くときに足が痛ければ充分歩くことが出来ず、食べ物を探しに行くのは困難だったと思います。
要するに「食べすぎ防止」です。
内臓を守るために備わった人間の本能という事になるようです。
子供はバランスの良い食事をしっかりと
しかし、いくら「食べすぎはいけません」と本に書いてあっても、それは私のような中高年に対してです。成長期真っただ中の子供や青少年は、バランスの良い食事をしっかりと食べさせるべきです。(何かの病気であったり、病的な肥満症の場合を除く)
以前に「子供が食べすぎをしていて注意しても聴かない。腹が立ってしょうがない」とご相談をいただきました。年齢を尋ねると「中学生と高校生の男の子」との事。その時期は食べて当たり前で、女の子も思春期にはふくよかな体形になります。その時に十分な栄養を摂らないと大人になってから、健康に色々支障をきたします。よく考えてください。
体の声を聞いて調整してみよう
キリキリと「食べすぎを止めよう」と思うよりは、単純に考えて「体が欲していないなら食べないでおこう」と思えば良いと思います。
例えば「朝食の時間に食べたくなければ食べないでおく。昼食の時間になって空腹になったら食べれば良い。夕飯の時間に食べたかったら食べれば良い」と考えるのはどうでしょうか? そうすれば「腹八分目」も簡単ですよね。
私の場合は、友人とランチの約束があるという時は、朝食を抜かしたりして出かけ、出先で残さないようにしっかりと食べます。ちなみに、私は自然食レストランは嫌いなので行きません。一般的なファミレスとかカフェなどに行きます。
前に、ある方が「お付き合いで外食をするたびに、この料理は冷やすものだから食べないようにしよう。と半分くらい残すんです」と仰いました。そんなことをしたら、せっかく作ってくれた厨房の方々に失礼だと思います。感謝して食べるべきだと思います。
自分も毎日家族の食事を作っていますので、残されたら嫌な気分になります。主婦にしてみれば、いわゆる「上げ膳、据え膳」で食べられますし、後片付けもしなくて済みます。楽しいひと時を過ごして、お金を払って「ご馳走様でした」と帰ってくれば全て丸く収まります。
ランチで満腹になってしまったら、夕飯を作っても家族だけ食べさせて自分は抜かしたり、量を減らしたり加減をすれば問題はありません。
食べるものはこだわらない
食べるものについてですが、本には「玄米菜食が望ましい」とありますが、私は全然こだわっていません。肉・魚・卵・乳製品などの動物性の物を必ず夕食に一品は入れるようにしていますし、忙しい時は「料理の素」のような半料理品を使ったり、スーパーマーケットで売っている「レンチン」の物を活用したりもします。
主婦は忙しいのですから、色々便利な物を利用して上手に時間を使ってください。