私は現在62歳です。
冷え取り歴:15年
靴下:8枚重ね
足湯:30分
半身浴:ジムで10分程度
寝る時の湯たんぽ:2個
ただ、食事は外食したり、甘いものを食べたり、乱れがちです。
中学生の頃から副鼻腔炎で通院しており、最近ひどくなってしまいました。
年中アレルギー性鼻炎もあります。
1年前には眼瞼下垂の手術も経験しました。
体力がなく疲れやすく、不安感が強く、頭痛がして、胃腸も弱い状態です。
今まではご著書を読んでいましたが、最近は進藤幸恵先生のYouTubeで冷え取りについて学ぶようになり、とても参考になり感謝しています。
しかし、「冷え取りをしているといっても、まだ十分でないからよくならないのだ」とも実感しています。
自分なりにいろいろ気を付けているつもりですが、症状がなかなか改善せず、不安や心配が表に出てしまうこともあり、つらさを感じています。
冷え取りのやり方が不十分なせいで、めんげんというより、むしろ悪化したような症状が出ることがあり、冷え取りの効果が薄いのではないかと考えてしまうことがあります。
良くなっていく実感もあまりありません。
それでも、私は冷え取りを生活の大切な一部として、心から信頼しています。
何を具体的に聞けばいいのか自分でも整理がつかず、よくわからないのですが、冷え取りを強化していく中で、心の持ちようや不安への対処について、アドバイスをいただけたら嬉しいです。
お察しの通りで貴女の「冷えとり」で不足しているのは靴下の枚数です。
YouTubeでもよく話していることで、皆さん靴下の枚数が足りないで不調を訴える方が多いようです。
世間では「8枚」でも多いと言われますが、体調が悪いならばもっと履くべきですよ。
私は今年のような猛暑の間でもずっと26枚履いていましたし、ズボン下も4枚履き続けていました。
「靴下4枚」は必要最低枚数ですので、ご理解いただきたいと思います。
半身浴ももっと時間を長くしていただきたいところですが、ご無理ならその分靴下を増やすようにしてください。
足湯や半身浴をしている時間よりも日中動いている時間の方が長いのですから、靴下を沢山履いて常に半身浴をしているような状態を作っていただきたいと思います。
湯たんぽ2個は良いと思いますので、続けてくださいね。
食事にこだわるよりはまず靴下を増やして足元をもっと温める事です。
YouTubeをご覧になれば分かると思いますが、私は外食もしますし食事にはあまりこだわっていません。
甘い物も食べます。
私は「食養」にこだわっている人に会ったことが多々ありますが、健康そうで穏やかな人に会ったことがありませんので、カリカリと「食」にこだわるよりも「食べられる事」に感謝した方が心が温まると思います。
さて、貴女が今悩んでいる事についてですが、まだ「冷え」が酷くて腎臓(一番冷えに弱い)に毒が溜まっていると思います。
腎臓が悪いとスタミナが無くなってすぐに疲れやすくなりますし、臆病(怖がり)になり不安が強くなります。
頭痛は、足元が冷えているので脳へ行く血流が悪くて起こります。
脳から頭痛と言う形で「足元をもっと温めてください」と言う訴えが起こっているのです。
胃痛は、腎臓の毒は心臓を攻め、心臓の毒は肺を攻めます。肺の毒は肝臓を攻めますし、消化器が毒を貰ってくれます。
肝臓は消化器(膵臓・脾臓)を攻めますので、消化器はその攻めに抵抗しようとして沢山食べてしまい、消化器の毒が溜まっているので、消化器の腑である胃に痛みとして訴えを起こしています。
副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎は、主に消化器と腎臓が関係しています。
消化器と腎臓の毒が多いと鼻や耳(内耳・中耳)に支障をきたし易くなります。
眼瞼下垂は主に消化器の毒だしです。上瞼は消化器の筋だからです。
消化器が悪いと依存性が強くなり、周りに助けて貰いたいという気持ちばかりで自分で何とかしようという気が起こらなくなり、落ち込むばかりになります。
全ての症状は毒だしですから、今は色々な毒が出るようになったと思いますが、中途半端な「冷えとり」なので中々スッキリとしないと思います。
悩むよりももっとしっかりと自分自身で実行するようにした方が良いと思いますがいかがでしょうか?
不安に思うよりまずは靴下の枚数を10枚くらいに増やしてみてください。
暫く10枚にしてみて、段々「冷え」が取れてくると足元が冷たく感じるようになりますから、その時にもっと増やしてみてください。
YouTubeで何回も「冷えとり強化」の話をさせていただいていますので、ご参考にしていただけると有難いです。
冷えとりに関するご質問は、以下のフォームから受け付けております。
