>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

【冷えとりQ&A】半身浴の温度は37-8度の方がよいのでしょうか?

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相談内容 如水様より

靴下:4枚
半身浴:30-40分(2日に1回、半身浴しない日は代わりに足湯することあり)

昨年11月に(医者が言うには強度近視が原因の)左目眼底出血を起こして一時的に視力を失うなど、ここ1年程体調不良気味のため、昨年末から冷え取りをはじめました。

冷え取りを始めて直ぐに、なぜだか右足だけ、指と指の間の皮が5指全部についてズルズルと剥け始めました。2-3か月ほど続いて、最近ようやく収まりました。

3月初めには右胸から右の背中にかけて帯状疱疹になりましたが、初期症状が出た段階で仕事が忙しかったこともあり、医者に行かずにそのまま放置し、風呂上りに馬油を塗る程度の対応をしただけでしたが、1月程でケロイド跡のようなものが残っているものの概ね治癒しました。

最初のうちは数日微熱と寒気があり、3週間程ピリピリ・チクチクした痛みと、倦怠感、眠気が酷かったです。

昨年末の冷え取りを始める前後から腸の動きが悪く、便秘や腹部膨満感に悩まされています。
漢方や鍼灸で色々とやっているのですが、抜本的に良くなりません。漢方薬を飲まないと腸が全く動かない感じです。

半身浴で湯舟に浸かっていると、冷え取りを始める前から湯舟に15ー20分ぐらい浸かっているいると下腹部の冷えを段々と強く感じることが多かったのですが、3月末ぐらいから多少やわらいできたような感じがあります。

半身浴ですが、お湯の温度は真冬時は43度、最近は42度に設定してます。
本などを読むと37-8度とかとも言われてますが、37-8度では寒くて耐えられません。

湯舟に浸かっていると、最近は温かくなってきたのでよく汗ばむようになりましたが、真冬の間は汗もあまりかきません。温度はやはり37-8度の方がよいのでしょうか?
体感的には42-43度が心地よく、風呂上りも温まった感じがあります。

あと、半身浴をした日は、夜中トイレに起きることが無いor起きても1回で済むのですが、半身浴に加えて足湯もしなかった日は、夜中トイレに2回前後行くことが多いです。

湯たんぽは冬場の間は使っていましたが、最近は温かくなって、寝ている最中に布団の外に蹴り出してしまうことが多くなったので止めました。

靴下の重ね履きは、昨年末に思い付きで冷え取りを始めた際に、拙速でもとにかく始めることが大事だと判断して、近くのスーパーやamazonなどで直ぐに入手可能な綿と絹の靴下を適当に購入して始めました。

外出時・日中は靴のサイズの関係もあり4枚が限界なのですが、自宅であれば4枚以上も可能だと思い6枚重ね履きしたこともあるのですが、足の圧迫感や親指の爪が食い込む痛みに耐えられず、結局自宅も4枚のままです。

10枚、20枚も重ね履きしている人もいるようですが、どのようにして足や爪に負担をかけずに重ね履きしているのでしょうか?

ご質問の件ですが、まず「近視」は主に消化器と肝臓が関係しています。
肝臓の毒は目に出やすいのです。

肝臓の毒が消化器を攻めますので、消化器がその攻めに抵抗しようとして食べすぎ(特に甘い物)になり易くなります。
消化器の毒は心臓が貰ってくれます。
心臓は全ての血管と関係があるので、眼底の毛細血管に支障をきたしたと思います。

五行説

目のピントは眼球についている筋が引っ張ったり、緩めたりして眼球の形を微妙に変えてピント合わせをしているそうですが、甘い物は緩めるという作用がありますので、緩んでしまってピントが合わずに「近視」になるそうです。

右側に出た帯状疱疹は、肝臓の毒だしです。
まだ、痕が残っているようですが、お風呂の中などで掻いたり、擦ったりしてもっと毒を出していけばキレイになります。皮膚から出る毒はお湯に溶けやすいのです。

「冷えとり」を始めてすぐに足の指の間の皮が剝けたのは、今まで溜まり切っていた毒が少しだけ出たのだと思います。第一段階として体が何とか表面の毒を出したのだと思います。

腸の動きが悪いのは、まだ「冷え」が酷いからです。
「冷え」で大腸の毛細血管が縮んでいるので動きが悪いと思います。

もっと「冷え」が取れてくれば、動きも良くなってきますし、夜中にトイレに起きることも無くなります。
夜中に頻尿になるのは、腎臓の毒が多いからです。腎臓は一番「冷え」に弱い臓器です。
それに夜中は「毒」が出やすい時間だからです。

半身浴と足湯をした時は調子が良いのは、それだけ「冷え」が抜けているからです。これは実感しておられるのでお分かりだと思います。

どうしても便秘で辛い場合は、漢方薬を使っても仕方が無いですが、まだ「冷えとり」を始めて間もないようですので、これからもっと続けて「冷え」が取れてくれば徐々に要らなくなってくると思います。

半身浴のコツですが、本には「38度の湯」とありますが、あの温度は父が出版社に求められて適当に書いたものです。
要するに「ぬるめの温度にしないと長い時間入っていられないから」という事らしいのです。

その影響で温度にこだわる方があまりに多かったので、一昨年末に出した本(改訂版 これが本当の冷えとりの手引書)には、敢えて温度を書かないようにしました。
季節や住んでいる場所にもよりますから、温度にこだわらずに自分が快適に入っていられる温度にしていただきたいです。

私が以前ブログにも書かせていただいていますが、下記をご参考にしてみてください。
1 寒い時期は最初に肩まで浸かり、しばらくして熱くなってきたら半身浴にする。
2 ずっと半身浴にして寒くなったらまた肩まで浸かったり、手で肩に湯をかける。
(1と2を繰り返しているうちに下半身が温まるので、上半身を出していた方が気持ちが良くなるから長時間続きます)

この入り方だと、温度が自然に低くなってきますが、その方が長く入れますし、温度が低くなり過ぎたら追い炊きをしたり、我が家のお風呂のように追い炊きが出来ないお風呂の場合は、湯をある程度抜いて熱い湯を足して適温にすると良いです。

3 最後に湯船から出る少し前に、我慢できるくらいに温度を上げてから出ると効果があります。
(私は湯船の中に立って足湯状態にして温まってから出ます)

本に書いてありますが、足元は一年中冷えているのですから、暖かくなっても湯たんぽは使った方が良いです。

上半身を厚着していると、足元が熱く感じますので布団の外に蹴り出したりするのです。長袖一枚でも手首を覆ってしまえば熱く感じます。
手首はバンザイをすると体の一番上になりますから、上半身の一番上と考えてください。
寝るときは、長袖の袖をめくるとか、半袖などにして手首を出すようにした方が良いと思います。

靴下ですが、市販の靴下はどうしても締め付けがきついのです。それで沢山履けないのです。
私は「正活絹」と言うブランドの靴下を販売と愛用していますが、ここの靴下は他の靴下と違って履き心地が全然違います。

靴下
「冷えとり健康法」のパイオニアである私の父が「この靴下が一番適している」と認めたものです。
出来たらこの靴下を履くようにしたら良いと思います。

このホームページを作ってくれた「841楽天店」さんでも販売していますので、チェックしてみてください。

もっとしっかりと「冷えとり」を強化して続けていけば体調も良くなってくると思います。
これからも「冷えとり」を続けてください。

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