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「フケ」は脳の毒だし/春の冷えとり注意点

春の冷えとり
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厳しい寒さをもたらした「強力寒波」が過ぎ去り、やっと少し暖かくなってきましたが、まだまだ朝夕は冷え込みますね。

天気予報によると、今週末はかなり気温が上がるそうですが、はてさてどうなるでしょうか? 寒暖差が大きいと体調を崩す方がいらっしゃいますが、不思議な事に「冷えとり」を実行していると寒暖差の影響をそれほど受けないでいられます。

そう思うと有難いですよね。

さて、2月24日はロシアがウクライナに軍事進攻してから3年目でしたが、いつまで続くのでしょうか? 一日も早く終戦となってウクライナ国民の皆様がご家族と平穏な日々を過ごせる日を迎えられるように祈っています。

それにしても、アメリカのトランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領の事を「独裁者」と呼んだのには驚きましたし、それ以上に「ウクライナが戦争を仕掛けた」と言っていたのにはもっと驚きました。

思わずテレビに向かって「それはロシアのプーチン大統領の事でしょ? 」と叫んでしまいました。どこからそんなデタラメな情報を得たのか? 分かりませんが、酷いものですね。

私個人の考えですが、一国の代表者が公の場所であのような発言をするのはいかがなものか? と思います。これからの事が心配になります。

「フケ」は脳の毒だし

ところで、最近「フケ」についてのご質問を受けることが多々あります。

かなり昔の事ですが、ある方が「冷えとり」を始めてしばらくした時に、もの凄くたくさんの「フケ」が出て驚いたそうです。

その方が「毎朝、目覚めると枕カバーにフケがビッシリ付いていて、痛くも痒くも無いし、頭皮に湿疹が出ているわけでもないし、もちろん傷も無いのにどうしてこんなにたくさん出るのだろう? 」と不思議がっていましたので、父に尋ねたところ「フケは主に脳の毒だしだ」と教わりました。

父が「面白いものだね。体が色々な形で毒を出しているのだね。今は、フケと言う形で脳の毒を出しているのだから、頭皮を掻いたり、擦ったりして毒を出せば良い」と言っていました。

もちろん、お風呂に入って洗髪する時にも頭皮を指などで擦れば良いと思いますし、頻繁に頭皮を掻くとか、ブラッシングも頭皮を擦ることになるので効果があると思います。

脳は、肝臓と腎臓が関係していますし、腎臓の毒は肺が貰って助けてくれます。

肺は皮膚と密接な関係がありますので頭皮に「フケ」と言う形で出ているのだと思います。

腎臓は心臓を攻めます。心臓の毒は肺を攻めますので皮膚に出るとも考えられます。

五行説

その方は「冷えとり」を続けていたところ、数か月後には「フケ」がピタッと止まったそうです。
脳の毒が出るのですから、認知症の毒も出ているのかもしれません。

私も頭皮から「フケ」がたくさん出たことがありますが、その時は頭皮のあちこちに湿疹が出ていて、痒くて頻繁に指で掻き毟っていました。

その湿疹のカサブタが剥がれて落ちていたようですが、頭皮の湿疹も「脳の毒だし」だと父から教わっていましたので「もっと脳の毒が出たら私の頭も少しは良くなるかな? 」と喜んで掻き毟っていましたが、元々悪い頭は良くなりませんでした。残念です。

今でも頭皮に湿疹が出ることがあります。その他にも体のあちこちが痒くなって掻いていることが多々あります。特に入浴時にお湯の中で掻き毟るので、お湯の水面にはカサブタがいっぱい浮きますし、お湯も汚く濁ります。

生きている限りは「毒」が出るので仕方が無いですね。

色々な症状が出ると不安になると思いますが、出るものは何でも「毒(ゴミ)」と思って出すようにしてください。

春の冷えとり注意点

今は「春」という事で、主に肝臓の毒が良く出る季節です。

夜中の1時~3時までは主に肝臓の時間ですので、その間の時間に目が覚めて眠れない事も多々あると思いますが、焦らずに「冷えとり」に取り組んでみてください。

冷えとり内蔵の時間割

寝る時は、靴下を沢山重ね履きして、湯たんぽを足元に入れて、上半身は薄着にした方が良いです。

長袖ではなく半袖か8分袖、長袖をめくるなどして「手首」を出すようにしてください。

「手首」は手を挙げると頭より上になりますので、上半身の一番上になりますから「頭寒足熱」にするには冷やした方が良いのです。

「首と言う名前が付くところを温めなさい」と言う話を聞きます。もちろん、足首は温めた方が良いですが、手首や首は上半身になりますからあまり温めない方がよいです。

でも、外出時などはあまり極端に考えずに寒くない程度に調節してくださいね。

色々な先生が色々なお考えを持っておられますし、東洋医学でも色々な流派があり「冷えとり」とは考え方が全く違う事がありますから、混乱しないようにしてくださいね。

これから、寒暖差が大きくなるようです。しっかり「冷えとり」を実行していると体調を崩さずに日常生活を送ることが出来ます。

今一度正しい「冷えとり」を確認してお元気にお過ごしください。

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