この前の日曜日はハロウィンでした。私が若い頃はハロウィンという言葉も聞いたことがありませんでしたし、ハロウィンの仮装パーティーとか仮装パレードなどという物は全然ありませんでした。ここ20年くらい前から、お祭りのようになってきたようですね。
以前、アメリカに留学をしていた方から聞いた話ですが、ハロウィンの行事の一つで、仮装をした子供たちが「Trick or Treat」と言いながら街を練り歩き、各家々の扉を叩いてお菓子やフルーツを貰うそうです。中には悪意のある大人がいて、リンゴの中に剃刀の刃を仕込んで子供に渡し、知らずにそのリンゴをかじった子供がザックリ口の中を切ってしまったという凄惨な事件があったそうです。その時の子供や親御さんの気持ちを考えると胸が痛みますね。
日本でも、今年のハロウィンの日に電車の中で無差別に刃物で人を傷つけ、車内にオイルを撒いて放火するという凄惨な事件が起きました。
どちらも背筋が凍り付くような嫌な事件ですね。こういう事件が起こらない世の中になって欲しいと思うばかりです。
秋は粘膜・内膜・腹膜からの毒も出る
さて、秋は主に肺の毒出しで「肺と皮膚は密接な関係がありますから、皮膚に湿疹などの皮膚トラブルが出やすいですよ」と以前お話しましたが、皮膚以外に、粘膜・内膜・腹膜にも関係が深いとされています。
例えば「何となくいつもお腹が痛いけれど検査をしても分からない」と言うような場合は、肺の毒が出ているのと、「冷え」で腹膜の毛細血管が縮んで血流が悪いという事が考えられるそうです。
粘膜は、体のいたるところにありますが、眼球の周囲の粘膜が炎症を起こしてしまう病気があるそうです。これも肺と関係があると考えられます。
子宮内膜症の毒が、湿疹として皮膚に出た
内膜は、子宮内膜症と言う病気がよく聞く病気です。こちらも肺と関係があるようです。
かなり前の私の体験談です。(病院で検査をして貰っていませんので、確実ではありませんが、色々な症状が子宮内膜症の症状と同じでしたので、自分で勝手にそう思っていました。)「冷えとり」を始めて7~8年くらい経った時に、最初は足首に湿疹が出来て、掻き毟っていましたら段々上に広がってきてしまい、おへそから下全部に湿疹が広がり、酷い痒みと汁が出て大変でした。
とても不安になりながら、お風呂の中で掻き毟りながら寝たりしていました。しかし、4~5年経った頃にふっと気が付いたら、あんなに酷かった湿疹がきれいになり、元の皮膚に戻っていましたし、酷かった生理痛が楽になっていました。内膜の毒が肺を通じて湿疹として皮膚に毒出しをしたという事らしいですね。
昔の盲腸の傷跡がきれいになった
一番驚いたのは、盲腸の傷跡が前より薄くなり、きれいになっていた事です。その傷跡は高校生の時のものです。酷い湿疹が出ている時に、赤く膨れて酷く痒くなり掻き毟っていたのですが、湿疹が消えた時に、そうなっていたのです。
私の盲腸炎は慢性で、主に生理の時にチクチク痛む態度でした。しかし術後に担当医から「思ったより病状が酷くて開腹してみたら、虫垂が破裂寸前だった。もっと手術が遅かったらお腹の中で破裂して腹膜炎という大変な事になっていた。間に合って良かったですね」と言われたのでした。後で母に「時間があまりにかかりすぎるので大丈夫かしら? と心配だったのよ」と言われたので、きっと大変だったのでしょう。
その為か、私の手術跡は一般的な盲腸の手術の痕よりも大きくなっていました。
父にそのことを尋ねると「手術で悪いところを取っただけでは、根本的に治ったわけではない。「冷えとり」で毒を出してやっと治ったという事になる。しっかりと毒が出てしまえば病気が治って傷跡痕もきれいになる。傷跡がきれいになったら病気が治った証拠だ」との事でした。
毒が出るのと歳をとるのは生きている証拠
そう言われても、やっぱり「毒出し」は辛いものですね。
「やっと毒が出切った」と喜んでいたら今度は他のところから違う形で出ますし、次々にキリがありません。よく毒出しに関しての相談を頂きますが「毒が出るのと歳をとるのは生きている証拠だと思って頑張って下さい。でも、どうしても不安でしたら病院を受診してください。不安な気持ちのままでは却って心の毒が溜まりますからね」とお話します。
ここ数か月、長年「冷えとり」を実行している数人の冷えとりの会の方々から「辛く大変な毒出しをしている」という報告を受けています。段々奥の毒が出てきますので辛いし大変ですが「体の中の大掃除」と思って頑張って乗り切っていただきたいと思います。
私も毒が出続けていますので、皆で頑張りましょうね!