>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

「瞑眩(毒出し)」との向き合い方

めんげん
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今年の春は中々暖かくなりませんね。
北海道や東北、北陸地方などの日本海側の各県は大雪で色々な被害が出ているとニュースで見るたびに「住民の皆さんは毎日の雪かきに追われて大変だなあ」と思います。

以前、札幌市内で講演会をさせていただき、その後皆さんとランチタイムを楽しんでいた時に「私は雪が好きで、特に北海道の雪景色が大好きです」と言ったとたん、参加者全員が一斉に私の方を向いて「住んでいないからそんなことが言えるのですよ!」と怒られましたが、本当にそうですよね。ごめんなさい。

瞑眩との向き合い方

さて、先日ある方がお電話で色々ご質問をなさった時「私は瞑眩が不安で仕方が無いのですが、幸恵さんはどのように考えて乗り越えているのですか? 」と尋ねられました。

正直な話、私自身も大きな瞑眩があると、今でも多少は不安になりますし、嫌な気分にもなります。特に皮膚に痒いものが沢山出ると、あまりの痒さに負けそうになり、イライラしたりします。冷えとり歴が40年くらいの私でもこの有様です。

でも、幸か不幸か自分の立ち位置がこの位置なので「逆にこの経験をすることで今後の活動に生かすことが出来る。自分の体を使って試してみる事が出来るのだから、好都合だ」と考えを前向きに捉えて取り組むようにしています。そう思うまでは年月がかかりましたが、自分が辛い瞑眩を経験すると、同じような瞑眩が出て不安に思い、質問を寄せて下さった方に多少は自信をもってアドバイスをさせていただく事が出来るようになりました。それに、相手の気持ちが以前よりも分かるようになりました。
これは、私だけの財産とも言えるのかもしれません。

大きな瞑眩が、ある日嘘のように消えた

先日「冷えとりの会」のメンバー集会がありました。
メンバーの一人が、昨年の秋頃から初冬にかけて今まで経験したことのない大きな瞑眩を経験したそうです。

彼女の話によりますと「毎日、出来るだけ長く半身浴をしたりして、その他の事も色々と冷えとりを強化していたのですが、本当に辛くて、辛くて、もう死ぬのでないか? と思ったくらいでした。しかし、ある日、急にスカッとして、今までの辛い症状が嘘のように消えて以前のように動けるようになったのです。そんなことがあるのですね。初めて経験しました。不思議でした」との事でした。

私は「良かったですね。今まで溜めていて中々出す事が出来なかった深い毒が出たのですね。良く言う「峠を越えた」と言うものですよ。こういう経験をするとお客様のご質問にも自信をもってアドバイスが出来ますよね。私も今まで何度か経験しましたので、不安や辛さが良く分かります。今後、瞑眩を不安に思って問い合わせた方に、今回の事をお話すれば相手も『冷えとりのメンバーの方も私と一緒なんだ。良かった』と安心して納得なさると思います」とお話しました。

他のメンバーが「ずっと前に、義晴先生から『瞑眩はその人が乗り越えられるものが、試練として与えられる。心配することは無い』と聴いているからその通りだったね」と補足してくれました。熱心に「冷えとり」に取り組んで下さるメンバーに感謝です。

私のように長年「冷えとり」をしていてもまだまだ瞑眩と向き合っています。体の中の「ゴミ出し」と思いながら毎回踏ん張っています。

臨機応変に考えよう

皆さんも頑張っていただきたいのは山々ですが、どうしても症状が不安な時は病院を受診してください。心配しながら実行するというのは却って良くありません。

ご家族を安心させるのも大切な事です。どうにもならない時は思い切って病院をたより、退院後にしっかりと「冷えとり」に取り組んでください。
いつもお願いしていますが、臨機応変に考えて下さいね。

気持ちがゆったりしていると心の冷えが減って「冷えとり」にも自信をもって取り組むことが出来ます。少しずつでも構いませんので考え方をポジティブにするように頑張ってください。ネガティブ思考では良い方向には行きません。

話は変わりますが、この前の日曜日で「2022冬季北京オリンピック」が終わってしまいました。各国の選手の皆さん感動を有難うございました。これからも、頑張って下さい。
関係者の皆さんお疲れ様でした。有難うございました。
もうじき、パラリンピックが始まります。選手の皆様の素晴らしいパフォーマンスを今からとても楽しみにしています。

ここ最近、また新しい紛争のニュースが毎日報道されています。人間という生物は、他の生物よりも優れた頭脳をもっているはずなのに、戦争のない世の中を作って行くことが出来ないのでしょうか? 情けないですね。何とか戦争にならないように祈るばかりです。
平和が一番ですよね。

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