この時期は気温の変動が激しいと言われていますが、今年は特に激しいように思います。
一日の内で、朝夕と昼間の差が大きすぎますよね。
それだけ「地球温暖化」が進んでいるようです。このままだと生物が住めないくらいになってしまうのか分かりませんが、いつも「何とかならないかな? 」と思います。
以前に「元々、人間の脳が他の生物よりも発達しているのは、この地球を良くするために発達させたのだが、実際は逆になってしまって自分たちの私利私欲のために環境を破壊して、地球を悪くしてしまっている。早く気付いて修正しなければ取り返しのつかない事になる」と父が講演などでも話していました。本当にそう思います。
それに、2~3日前からは、色々なニュース番組で「今年は黄砂が多く飛んでくる」と報じられていますが、こちらも厄介ですね。
私も時々くしゃみや鼻水が出たりしますが、少しだけなのでそんなに心配はしていません。「毒出し」には違いないので、のんびり構えています。
いずれもしっかり「冷えとり」をしていれば怖くありませんので頑張って続けて下さい。
イライラの春
春は主に肝臓の毒出しの時期です。すぐにイライラ、カッカして、怒ったりするのは肝臓が悪いからです。そういう時はちょっと深呼吸して足元をもっと温めてみてください。そうすると落ち着いてきます。
深呼吸しながら「これは自分の気が済むためだけに感情的に怒っているのかな? だとしたら自分本位ではないだろうか? 」と考えてみると大抵は自分本位(我儘)の為に怒っている事が多いようです。私はいつも反省して「今度は気を付けよう」と思います。
そう思っても中々上手く行きませんが、それを修正していくのが修行の一つかもしれませんね。少しずつでも修正していかないと、周りの人達に迷惑をかけてしまいますから、頑張ります。
いつも、猫がいたずらをするとつい怒ってしまうので毎日反省です。猫も悪気があってしている訳ではありませんので、もっと大らかにならないといけませんが、中々難しいものです。
肝臓と腎臓は、脳に支障をきたす
先日、あるテレビの報道番組でキャスターが「最近は通り魔事件が多いように思います」と言っていましたが、春は特に精神疾患が悪くなる時期でもあります。
肝臓の毒は腎臓が貰ってくれますから、肝臓と腎臓で脳に支障をきたすと言う事もあります。
腎臓は一番「冷え」に弱い臓器で「冷え」が溜まっていて具合が悪い所に肝臓の毒が来ますので、脳に影響が行ったりするようです。
ヒステリー
肝臓と腎臓は婦人科にも影響をきたすことが多いようですが、婦人科の毒が多いと脳に影響を及ぼすこともあります。
出産後に「ヒステリー」という精神疾患になる人がいます。それは元々「冷え」が酷くて腎臓の毒が多いところに肝臓の毒が来て、婦人科が良くない状態で妊娠・出産という大きな負荷がかかってしまい、最終的に脳に影響が及んでしまった状態です。
「ヒステリー」の場合は消化器も大きく関係しているようです。
消化器の性格は「甘ったれ」という事になっています。
先日の友人からの相談です。
「私の知り合いの方から相談を受けたのだけれど、その方の娘さんが出産後に情緒不安定になって暴れて、旦那様に暴力を振るうようになってしまって困っている。それが他の人に対しては一切暴れなくて旦那様にだけ暴れるので旦那様も段々疲れてしまった。このままだと離婚になりかねないし、どうしたものかしらね? 精神科にかかっているけれど一向に治らないそうよ。産後の体調も悪くて子育ても難しいから昼間は家政婦さんに来てもらっているらしいけれど、大変だね」との事でした。
私は「多分、それはヒステリーと言う病気で、婦人科と関係が深いものらしいよ。この病気は甘えられる対象の人に対して暴れるとか、自分に注意を向けたくて安全な場所を選んで目の前で倒れるとかするのが特徴だと習ったから、旦那様に甘えているのだと思う。
元々肝臓が悪いからカッカとして暴れると思うし、肝臓が消化器を攻めて消化器に毒が溜まって甘ったれる性格になり、消化器が腎臓を攻めるから、肝臓と消化器で婦人科や脳に影響が出ていると思う。出来たら「冷えとり」をしてくれれば産後の体調不良もヒステリーも良くなるのだけれどね」と答えました。
友人は「その方たちは、ご夫婦もその両親も医療関係者で東洋医学を信じていないから『冷えとり』はやらないと思う」と言っていたので、残念に思いました。
何より大人は仕方ないとしても、母親がそういう状態だったら子供が可哀想だと思います。しかし、ご縁が無いのですからこちらはどうすることも出来ないと諦めるしかないですね。一人でも多く、同じような病気で悩んでいる方々にご縁が繋がる事を願ってやみません。
「冷えとり」はやる気になれば誰にでも簡単に出来る健康法なのですが、やる気にさせるのがとても難しい健康法です。我々の課題です。