9月の中旬になりましたが、まだまだ厳しい暑さが続いていますね。
ご存知のように、私は蒸し暑いのが嫌いなので、早く肌寒いくらいに涼しくなって欲しいと毎日願っています。
思いっきり掻くとよく眠れる
さて、前回私の「毒出し」でデリケートゾーンの痒みについて告白しましたが、私のお客様の中にも同じ悩みを抱えている方が数人いらっしゃいます。
先日も、お電話でご注文をいただいた時に、雑談となり「お風呂の中で思いっきり掻き毟ってからお布団に入ると、気持ちよく朝まで寝られるのだけど、中途半端に掻いた状態でお布団に入ると、夜中に痒くて、痒くて目が覚めるのよ。面白いものね」との事でした。
私は「夜中は特に毒がよく出る時間なので、充分に毒出しが出来ていないと余計に痒くなるのだと思います。私も夜中に掻き毟りながら寝ていることがよくあります」など、色々な話で盛り上がりました。
現在の私は、お尻の一部にも湿疹が出ていまして、ここは婦人科の筋ですので「婦人科の毒出しは凄い」と思いながら痒いので掻き毟っています。
体験談:お尻の湿疹が痒い
痒いのは、四六時中痒いのですが、寝る時は特に痒いので掻き毟りながら寝ています。
実は、この症状は初めてではなく、30年ほど前にはお尻全体と言うくらい広い範囲に湿疹が出ていて痒みも今より数倍は強くて大変でした。
椅子に座ってお尻に圧力がかかると痒くてたまらないので、電車やバスに乗った時はなるべく立つようにしていました。
その時は習い事をしていましたので、教室で椅子に座って講義を受けなければいけない事があり、一生懸命我慢して休憩時間にトイレに駆け込み、掻き毟るという辛い時期でした。
湿疹を掻き毟ると血や汁が出て、ショーツにくっ付いてしまい、トイレに入った時にサッと脱ぐのが困難でしたので、前回ご紹介した方法で破れたシルクの靴下や肌着を適当な大きさに切って当てるなど、色々工夫をしていました。その時はいつも「男性ならトイレで用を足す時にわざわざ脱がなくても良いから楽だろうな。羨ましい」と思っていましたが、そんなことを言っていても始まらないので、とにかく頑張ろうと踏ん張りました。
掻きむしったら…消えた
確か、半年くらい経った時だったと思いますが、ふっと「最近、痒みが楽になったし、血や汁も少なくなって、シルクの布を当てなくても良くなった」と思いつつ、お風呂に入った時に鏡で見てみたら、何とあんなに酷かった湿疹がスルッと消えていました。自分でも「嘘みたい」とビックリしました。
良く世間的には「掻き毟ると皮膚に痕が残るから、掻かないほうが良い」と言いますが、私のお尻の皮膚には痕が全くと言っていいほど残っていませんでした。元に戻っていました。
父から「体が納得するくらいに毒が出たら症状が治まる。ごちゃごちゃ心配しないで毒を出しきれ」と教えられていたのですが、正直なところ「本当かな? 」と疑っていました。しかし結果は「本当」。こうなると認めるしかありません。
皮膚の再生能力は強く、しっかりと「毒」を出せば痕が残らずに元の状態に戻る事が出来るのだそうです。それとは逆に、掻き毟らずに薬などで抑えてしまって「毒」が十分出せなかった場合に体は納得していないから、痕が残るのだそうです。
痒いのは「毒が出る出口が狭いので毒が出にくいから、掻き毟って出口を広げてくれ」というサインだと父から習いました。
お風呂に入ると痒みが増すのは、以下2つの理由です。
- 温まって血流が良くなって「毒」が出やすくなった
- 皮膚からの「毒」は湯や水に溶けやすく「今がチャンスなので湯の中で掻いて出してくれ」と体が要求する
それでも「毒出し」は辛いものですね。皮膚の中がいつもムズムズした感じと言いますか、誰かが四六時中皮膚の内側で無数の小さな細い針でツンツン衝いているようなそんな不快感が続きます。
この経験はあくまで私の経験ですから、必ず全員が同じ症状になるとは限りません。ご安心ください。
やるだけやってみよう
誰でも初めての「毒出し」の症状には不安になったり、落ち込んだりします。私もそうでした。
「本当に大丈夫かな? 」といつも半分思いながら「やるだけやってみよう、自分で経験しなければ人に自信を持って説明できないのだから、とにかく腹をくくってチャレンジしてみよう」と思いながらここまで来ました。
皆様が思っているよりも、私は上記以外の多くの瞑眩(毒出し)を経験させられています。何度もくじけそうになりましたが、幸か不幸か? こういう立場になってしまっていますので「踏ん張るしかない」と思いながら頑張っています。
これからも頑張ります。