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閉経と更年期障害-誰でも歳をとりますよね

めんげん
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私は、今年の5月で満63歳になります。自分がこんな年齢になるなんて早いものだとつくづく思います。いつまでも若いつもりでいると、だんだん無理がきかなくなったりしますし、運動機能も落ちてきます。「自分の年をある程度考えて、周りの方々になるべくご迷惑をかけないような老後を送るように努力しなければいけないよね」とよく親友と話します。

閉経と更年期障害

さて、女性は中高年になってくると「閉経」という事を避けて通れなくなります。それは、自然な事ですので仕方のないことだと思います。

「閉経」に伴って問題になってくるのが「更年期障害」といわれるものです。

急に顔がカーっと火照って汗がダラダラでるようなホットフラッシュとか、イライラしやすくなるとか、その他、色々日常生活に支障が出るような症状に悩まされている方も多いと思います。

冷えとりの本にも書いてありますが「冷えとりを実行していると更年期障害はあまり起こらない」という事。まだまだ「閉経」には程遠い方も、そろそろ閉経を向かえそうな方も、今現在「更年期障害」で大変な思いをしておられる方でも、是非「冷えとり」に取り組んでいただきたいと思います。

冷えとりで更年期障害が治まる理由

では、どうして「冷えとり」をしていると「更年期障害」の症状が治まるのでしょうか?

「生理」とは、毎月行われる婦人科系の毒出しです。しかし、「閉経」となると、毒が出なくなってしまいます。そこで体は何とか毒を溜めないようにと、色々な症状で出そうとします。(全ての症状は毒出し)

「冷えとり」をしていれば、足元を温めているので血流が良くなり、常日頃から色々な形で毒を出す事が出来ています。肌着や靴下などで、シルクを身に着けていると皮膚から「毒」がよく出ます。それに、半身浴をすると血流が更に良くなり汗が出て、皮膚の毛穴を通してお湯の中に「毒」が出て行きやすい状態になります。すると、改めてきつい症状で「毒」を出す必要が無くなります。それで「更年期障害」の症状が緩和されたり、起きにくくなったりするのです。

先ほど「更年期障害」の症状でよく聞くホットフラッシュに少し触れましたが、この症状は足元が冷えているので、顔(上半身)が熱くなり「頭寒足熱」とは真逆な状態になります。体は、何とかして上半身を冷やそうとしますので、顔などに汗をたくさんかくのです。

イライラの原因は婦人科系に関連が深い肝臓のせい

それから、何故かイライラしやすくなるのは、肝臓の毒が原因です。肝臓と腎臓が婦人科に関連が深く、特に肝臓の毒が出てイライラしやすくなるのです。足元が冷えていると頭に血が昇りやすくなり、結果としてイライラする、という原因も考えられます。

「生理」の時やその前後にイライラしやすかったりしますが、それも同じような事です。

今まで述べさせていただきましたが、肝臓の毒が多いと怒りっぽくなります。よくいう「ヒステリー症状」の状態のようなものです。この病気は脳内の病気ではありますが、脳は肝臓と腎臓とも関係があります。

脳と婦人科(この場合は子宮)は関係が深いですから、産後に発症する方もおられるようです。「ヒステリー症状」は酷くなると癲癇(てんかん)と同じようにヒキツケを起こして倒れたりというような発作を起こすことがあります。ヒキツケは腕などをぎゅっと引き締めてブルブル震えさせますが、毒出しの症状の一つとして肝臓は引き締めるという性質の臓器でもありますし、腎臓は震えるという性格を持っていますので、ヒキツケの状態になり易くなります。

脳と関係があるという事で怖がる方もいらっしゃいますが、怖がるよりもまずしっかりと「冷えとり」に取り組んでください。特に「冷え」は婦人科の大敵ですから、これから暑くなっても靴下を減らしたりしないでくださいね。

男性でもある程度の年齢になると「更年期」になると言われています。足元が冷えていると色々な症状に悩まされるという事になりますので、是非「冷えとり」に取り組んでいただけたら嬉しいです。

自粛期間に冷えとりに取り組んでください

今年もゴールデンウイークは自粛を求められています。

自宅で過ごすことが多くなると思いますので「冷えとり」を実行しやすいと思います。家の中なら靴下を沢山履けますし、テレワークやテレビを見ている時など動かない時などは、足元に湯たんぽを置いてひざ掛けをすれば足湯をしているのと同じような状態になります。

気軽に取り組めると思いますので、おうち時間に「冷えとり」を取り入れてみてください。

※来週の更新はお休みいたします

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