相談内容 KO様より
万病を治す 冷えとり健康法 には、
「気のめぐりでは手首が一番上になって、手首から先はまた別なのです」
と書いてありますが、足の場合は足の指先までが気の巡りでの先端なのですか?
例えば、足の指先が冷たくても、足首が温かかったことがありました。足首と足の指先のふたつで温める上で優先順位はあるのですか?
確かに手に関しては本にそのように書いてありましたが、手の場合は「バンザイ」すると頭よりも上になり、上半身の中で一番上になります。
足の場合は逆で、下半身の一番下になりますので、足首から足指の先まで温める必要があると思います。
足首が温かく、足先が冷たかったのは、まだ「冷え」が強くて足先の血流が悪いからだと思いますし、足首は主に消化器の毒が出るところですので、消化器の毒が出ていたのではないか? と思います。
色々な症状で「毒」が出ます。足首と足先で温める優先順位などはありません。とにかく簡単に考えて、足首から先を温める事が「冷えとり」では大切な事の一つだと思っていてください。
「手の場合は「バンザイ」すると頭よりも上になり、上半身の中で一番上になります」
ということは、手袋についてはどのようになるのですか?
手袋に関しては、貴女からご質問をいただいた本のそのページにあるように、手首が出るような短めの手袋なら、手首を冷やす意味で望ましいのですが、お仕事(医療従事者・清掃業・食品加工業・建築業など)やスポーツ時などの場合は、それぞれの状況に応じて自身の身を守るために(勤務先の安全管理の指示に従う場合もあると思います)手首が隠れるくらいに長い物をお使いいただけば宜しいと思います。
本に書いてあるのは、それ以外の時のお話です。
でも、寒い地域の方々は、寒い時期の外出時にはしっかりと防寒対策を取らねばなりませんし、手を出していると凍傷になる危険や手指がかじかんで動かなくなるという不便さもありますので、使用をせざるを得ないと思いますので、その辺りは臨機応変にお考え下さい。
私のように愛知県内に住んでいると、寒さもそれほど厳しくない為か分かりませんが、外出時は滅多に手袋をすることはありません。家事や外の掃除や土いじりなどにはゴム手袋を使用することもあります。
あまり細かいことにこだわらずにその時に応じていただければ宜しいと思います。
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