相談内容 ちい様より
私は冷えとり靴下を履き始めて、8年ほどになります。
履き始めて一ヶ月後には眠れないほどの喘息、高熱、その後は救急車で運ばれるほどの腹痛(胃腸炎の診断)、毎年夏の腕の湿疹、年に何回もぎっくり腰になるなどがありました。
並行して、足裏の皮が毎日剥けるというものがあります。
実はぎっくり腰が落ち着いた3年ほどから、おしゃれな靴を履きたく、靴下を5本指1~2枚にしました(冬の夜は4枚にするとかゆるく)。が、それでも足裏の皮は毎日剥けています。
6年くらい毎日。場所は両足ともかかと、それと右は小指の下あたりと真ん中です。たまに指の間や親指も。
初めの頃は足全体でしたが、今はここのあたりです。足裏の皮が毎日むける、というめんげんを経験していらっしゃる方がネットの体験談で見つからなかったため、こちらに投稿いたしました。
これは毎日のように、どこかの臓器の毒出しをしているのでしょうか。
また、家で過ごすときのみですが、今月から4枚履きを再開しました。再開初日から頭痛が数日続きました(頭痛は普段、あまり無いのです)。
前回も履き始めてすぐの毒出しでしたが、こんなに早く出るものなのですね。
さて、ご質問の件ですが、足の裏は主に腎臓の毒が出るところです。
踵は、婦人科(男性なら前立腺・睾丸など)の毒が出るところですし、小指も婦人科と腎臓・膀胱の毒が出るところです。足裏の真ん中、土踏まずの所も腎臓です。指の間は場所によりますが、各内臓の毒が出ていると思ってください。親指は、肝臓と消化器です。
最初に履き始めて一か月くらいで色々な酷い症状が出たようですが、それは今まで出せずに溜め込んでいたものが、少しだけ「冷えとり」をして冷えが抜けて、体が喜んで毒(ゴミ)を出したのです。
喘息は消化器の毒が腎臓を攻めて、その毒が腎臓の親である肺に助けてもらって呼吸器から出していたのです。
高熱は、元々体の芯が冷え切っていて体が困っていたところに、少し冷えが抜けたのでもっと芯の冷えを出そうとして体が発熱という形で改善しようとしていたのです。
腹痛(胃腸炎の診断)も、消化器が悪いので毒出しで腹痛になったと思います。
腕の湿疹も、腕のどこか分かりませんが、体の毒が肺を通して皮膚から出ているのですから、掻いて出した方が良かったのです。
ぎっくり腰は、典型的な「冷え」が溜まっている症状です。主に第5腰椎は一番冷えが溜まる場所で、そこの組織が冷えで硬くなっていき、ある限界が来るといきなり「グキッ!」と引っ張られてぎっくり腰になるのです。世間では「ぎっくり腰は治らない」と言いますが、それは「冷えとり」を知らないからです。
ご参考までに『これが本当の「冷えとり」の手引書(PHP刊)』と言う本の後部に「正活絹」の靴下を作って下さっている方と対談形式で掲載されているところがあります。彼は「冷えとり」を実践するまでは重度のぎっくり腰で困っていたのですが、今では完治してすっかり忘れているほどです。
頭痛は、冷えで脳内の血流が悪いので起こります。今まで困っていたのがやっと「冷えとり」を再開してくれたので、頭痛と言う形で毒出しをしたのと「もっとしっかり冷えを取ってくれないと困ります」と言う体からの警告だと思ってください。
貴女は元々「冷え」がかなり酷いと思います。靴下も4枚では全然足りないと思います。頭痛がそれを物語っています。
大きな病気になる前に、もっと沢山靴下を履いて、半身浴も長くして、湯たんぽもしっかり使うなど「冷えとり」を強化したほうが良いと思います。
何年も「なんちゃって冷えとり」を続けていても、充分な効果は出ません。本当に改善したいのなら真剣に考えて下さい。
仕事でどうしても靴下を履けないのでしたら、家だけでも仕方がありませんが、そうでないならばおしゃれより健康を考えた方が良いと思いますが、後は貴女個人の自由ですので、これからどうするかはご検討ください。
腰痛のようなひどいめんげんが無くなってきたので、靴下を減らしていましたが、仕事先などでは難しい場面もありますが、家を中心にまた4枚から再開しようと思います。
足裏の皮は相変わらず今日もむけていますが、毒が毎日少しずつでて、大きな症状を防いでいるのだと思うと、大変ありがたいです。
冷えとりと並行して、スポーツを始めたり、血流を良くする治療の整骨院(腰痛がきっかけで通っています)、お菓子は控える、なども実践しています。
冷えとりは服部みれいさんの著書で知りました。なかなか周囲に冷えとりをしている方がいなかったので、お話を聞いていただきすっきりしました。このたびは誠に、ありがとうございました。
お返事ありがとうございます。
血流をよくする治療の接骨院さんへ通うのは好き好きですが、冷えとりを理解して下さる先生なら有難いですね。残念ながら、中々そういう先生はいらっしゃらないので。スポーツや甘いものを控えるという事よりも、足元を温める事が一番ですから、しっかりと実行していただけると幸いです。これからも頑張って下さい。
かなり前から、私と服部みれいさんとはご縁が切れておりますので、彼女が息災であることを陰ながら祈っております。
冷えとりに関するご質問は、以下のフォームから受け付けております。