>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

リウマチと骨折/冷えとりで何より大切な3項目

春の冷えとり
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東京や横浜で、桜の開花宣言がありました。いよいよ春本番という事になるのでしょうね。

今年の桜の開花は今までにないくらい早い時期という事。
明らかに地球温暖化が影響しているように思えてなりません。

同時に、世界各国で異常気象に見舞われての災害が起き、多くの人々が被災して大変な事になっているとニュースで報じられていました。

人間が自然を破壊してきたのが原因ですから、反省して何とかしなければいけないと思いますが、遅々として進まないのは嘆かわしいとしか言いようがありません。困ったものです。

リウマチ

最近、リウマチについてのご相談やお話をよくいただくような気がします。

リウマチは、主に肝臓・腎臓・肺が関係していると教わりました。

春は肝臓の「毒出し」が多くなる時期です。肝臓の毒は腎臓が貰って助けてくれます。
腎臓の毒は肺が貰って助けてくれます。肺の毒は肝臓を攻めます。

五行説

リウマチは、関節が痛くなって歩いたり、腕を動かしたりしにくくなったりもします。

関節の間にある軟骨は消化器と関係があります。消化器の毒が多いと、軟骨に支障をきたしやすくなります。

肝臓は消化器を攻め、消化器は腎臓を攻めます。

こんな感じで各内臓を「毒」がグルグル回るのですが、いずれも「冷え」が原因です。

足元を冷やして「冷え」が溜まっていると、血流が悪くなって十分な血液が内臓に届きませんので、内臓の状態が徐々に悪くなって様々な病気になるようです。

そう思うと、リウマチだけではなく「冷えは万病の元」と言えますよね。

リウマチで20年冷えとりを続ける

世間的には、リウマチは「不治の病」と言われています。しかし、最近ご縁をいただいた70歳代半ばの女性のお客様は、20年前くらいから「冷えとり」を続けていて下さっています。

彼女は「元々リウマチで痛くて動くことも大変だったので、本を読んでやってみようと思って実行することになった。色々な瞑眩があったけれど、何とか乗り越えて今は楽に動くことが出来て本当に嬉しい」と話してくださいました。

私は、幼少期に関節リウマチを持っていたので、関節が痛いという辛さが分かります。

遠い記憶ですが覚えています。子供の頃はまだ「冷えとり」が無かったので、どうしようもありませんでした。

もっと早く「冷えとり」が開発されて、子供の頃から実行していたら、もっと元気な子供でいられたと思いますが、世の中は上手くいかないものですね。

私の幼少期は、関節リウマチだけではなく、よく熱を出したりもして、そのたびに通っていた幼稚園を早退して一人で畦道をトボトボ家まで歩いて帰ったものです。

今から思うと、どちらかと言うと弱い方でした。かなり「冷え」が酷かったのだと思います。

色々なお客様のお話を伺うと、改めて「冷えとりの効果は凄い」と気付かされることが多々あり勉強になります。

いつの間にか骨折

他の同じような年代の女性のお客様は「いつの間にか骨折」になったそうです。

その方は20年くらい「冷えとり」を実行して下さっている方ですので、ご本人さんも「どうしてこうなったの? 」と疑問だったそうです。

ご相談を頂いたので「腎臓の毒出しだと思います。腎臓は骨と関係が深いですから、昔(冷えとりを実行する前)の毒が出たのかもしれません」とお答えしたのですが、私自身も「こんな形の毒出しがあるの? 」と驚いたものです。

その方は「昔は沢山薬を飲んでいた事もあったから、その毒も出るよね。今は、どうしても腰が痛くて日常生活が大変だから、病院でコルセットを作って使っているのだけれど、でも、冷えとりは止めないからね」と言って下さり、しっかりと実行して下さったようです。

暫くして、ご連絡を頂いた時には「この前、病院へ検診に行ったらね、かなり骨折の箇所が良くなっているらしいのよ。先生がこの年齢でこんなに回復が早い人は珍しいね。と驚いていたわよ。半身浴の威力は凄いね。何時間も入って頑張って良かった。今はかなり楽になったわよ」と喜んで話してくださいました。こういう話は嬉しいですね。

誰でも色々な症状が出ると不安になりますが、まずはしっかりと「冷えとり」に取り組んでみてください。

冷えとりで何より大切な3項目

腹八分目や食生活も大切ですが、それよりも大切なのは以下の3項目です。

  1. 靴下の枚数
  2. 半身浴の長さ
  3. 就寝時の湯たんぽの使用

とにかく足元を温めるという事が何より大切ですし、この3つの項目なら、すぐに簡単に誰でも見直すことが出来ると思います。

本には「靴下の重ね履きの枚数4枚」「半身浴の時間20分」と書いてあっても、この数字は「必要最低」を意味しています。初心者の方はこの数字から始めて、徐々に増やしていくように心がけて頂きたいと思います。

足元を温めていると、最近のように寒暖差が激しい時でも、何となく元気に過ごすことが出来ます。

体調が悪い時はもう一度ご自分の「冷えとり」の方法が十分かどうか考えてみてくださいね。

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