>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

最初は信じてもらえなかった冷えとり

進藤義晴について
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素晴らしい秋の日のニュース

素晴らしいニュースが飛び込んできました。今年のノーベル物理学賞は、アメリカのプリンストン大学の気象学者・真鍋淑郎さんが受賞なさる事になったというニュースです。このニュースはコロナ禍での日本を明るくしてくれたように思います。

昨今は、毎年「何十年に一度」と言われるような異常気象が毎年続くようになり、それに伴う災害も年々増えてきました。多くの方々が地球温暖化の影響を強く感じるようになり、色々なマスコミも頻繁に自然保護や循環型社会の構築などと言う考えを取り上げるようになりました。しかし、真鍋氏が研究を始めた頃は中々注目されなかったと思います。

世間的に注目されない事を将来の為にコツコツと地道な努力を重ねる事は容易ではなかったと思います。改めまして「受賞おめでとうございます」と申し上げたいです。

お前の父親は、頭がおかしいと言われた

そう思った時に、父が「足元を温めて冷えを取ることが健康に繋がる」という「冷えとり健康法」を考え出し、提唱し始めた頃の事を思い出しました。

父が病院を定年退職して東洋医学の医院を開業し、何年か経った頃に「冷えとり健康法」を考え出しました。そして、その頃の患者さんの一人の方が食養の先生で、その方の勧めで初めて本を出しました。しかし、当初は周りの人々に中々認めて貰えず、何度も父が説明をしても毎回裸足で来院する患者さんが殆どでした。受付業務を手伝っていた姉も私も、初診の方には必ず「冷えとりについて」という簡単に紙一枚にまとめた資料をお渡ししていましたが、読まずに捨てていた方が殆どのようでした。

その頃、私も親族の一人に「お前らのやっていることは馬鹿か気違いだ。お前の父親は頭がおかしいのだ。病気は医者が治すものに決まっている。自分で足を温めるだけで治せるはずがない。俺は絶対に信じない」と言われたこともありました。

そう思うと現在は「冷えとり」の良さを認めてくださる方々が増えてきて下さり嬉しい限りです。(そういう私も最初は半信半疑でしたので偉そうな事は言えませんが)

続:肺とタバコの関係

さて、前回「肺とタバコの関係」の続きを少しお話させて下さい。

その壮絶な「肺の毒出し」をした方は、その後、私にこんな事を話してくださいました「あの皮膚が酷い状態になって、毒出しが終わり綺麗になった後、肌の調子がとても良くなったの。安価な基礎化粧品でもお肌がきれいになるのよ。今まで良かれと思って高価な基礎化粧品を一生懸命使っていたのに、その頃よりも今の方がお肌がきれいになるなんて、ちょっとショックだけど、ビックリだわ。タバコも止められたし、化粧品代もかからなくなって経済的にも良い事ね。」との嬉しいお話でした。肺を通して今までの溜め込んでいた内臓の「毒」が沢山出てくれたので、内臓がきれいになりお肌の調子も良くなったのだと思います。

私は「大変な毒出しを頑張ったご褒美なのでしょうね。これからも頑張って続けて下さい。」とお話をしました。

その方は大変な状況を頑張って下さったのですが、どちらかと言うと目立つ顔や手に派手に出ていたので、やはり周りが理解をしてくれずに、色々傷つく事を言われたりして、苦労をされたとも伺っています。

何でもそうですが、新しい考えは世間に受け入れて貰うまでには時間がかかるという事なのでしょう。我々も頑張らなくてはといつも思うばかりです。

栗は温める食品

ところで、秋と言えば「食欲の秋」と言いますね。私が住んでいる愛知県の隣の県に岐阜県というところがありますが、その県のある地域は栗菓子が有名なお店が何軒かあります。

毎年この時期になると、お店は長蛇の列で、売り切れ続出との話をよく耳にします。秋の風物詩と言えるかもしれません。

栗は「冷えとり的」に言いますと、温める方の食品になります。栗は種のようなものですから、発芽をします。発芽をするものは活力があるので良いそうです。その他に豆類・トウモロコシなども発芽しますので良いようです。とはいえ、それだけに固執しないようにバランスよく食べるようにしてくださいね。栗菓子はどうしてもお砂糖を使いますので、甘くなりますから、ガチガチに考えると「冷える」と思うかもしれませんが、ほどほどに食べるくらいなら良いと思います。

何事もガチガチに考えると流れが滞ってしまいます。「冷えとり」の基本理念の一つは循環させるという事ですので、ゆったりと考える事も必要な事だと思います。

私が栗菓子を食べたいだけの言い訳と言えばそれまでですが・・・。すみません。

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