季節外れの暑い日が続いていましたが、急に気温が下がって急速に季節が進むようです。
年々異常気象が酷くなるようで困りますよね。
昔、父が講演の中で「地球温暖化が進むと寒暖差が異常なほど大きくなる。例えば、今日は真夏のような気温で、明日は真冬のような気温になるというような極端な温度の変化が起きるようになるだろう」と言っていました。本当に当たっていると思います。
極端な温度差は体に応えますが、常日頃からしっかりと「冷えとり」を実行していると、そんなに体調を崩さずにいられますので、頑張って続けて下さいね。
さて、先日は元プロレスラーのアントニオ猪木さんと、落語家の三遊亭円楽さんがお亡くなりになりました。とても残念なお知らせですね。
我が家は昔から両親がプロレスを好まなかったので、アントニオ猪木さんの試合をテレビでも見たことが無く、ニュースなどの他の番組で少し見ただけでしたが、三遊亭円楽さんは、有名な長寿番組(笑点)でご活躍なさる姿をよく拝見していました。
いつも、お元気だったころの故・桂歌丸さんとのやり取りがとても軽妙で面白く、毎週楽しく見させていただいていました。
きっと今頃は、お二人とも天国で久しぶりに軽妙なやり取りをしておられる事でしょう。
心からご冥福をお祈りいたします。
アゴ、良くなりました
ところで、前回お話させていただきました「私が派手に転んだ話」ですが、後々考えてみたところ「何故転んだか? 」とか「何処の毒出しなのか? 」など分析するよりも「アイスクリームを食べるのと缶チューハイの晩酌を止めなさい」と皆様から怒られるのではないか? と反省しております。しかし中々止める事が出来ずにいます。情けない。
その転んだ時に左アゴを強打して、黒くなったとお話しましたが、先週末くらいにはすっかり消えて元の皮膚の色に戻りました。
昨日まではその箇所を押さえると軽い痛みがありましたが、今日は全然痛くありません。
実は、今週月曜日に歯医者さんの予約が入っていまして「歯医者さんの治療の時はマスクを取らないといけないのでアゴが黒いと困ったな」と思っていたのですが、間に合って良かったです。色々な毒出しをさせられるのは有難いやら? 迷惑やら? ですね。
赤い発疹の原因は、肺の毒出し
それから、今は「秋」ですので、主に肺の毒出しが盛んになる季節です。
先日、あるお客様からご相談のお電話をいただきました。
「この前、膝から下に赤い発疹がいっぱい出てきたと話をしたけれど、その赤い発疹がドンドン上に広がってきて、体中に赤い花が咲いたようになってしまったのでビックリして電話かけたのよ。痒みは無いのだけれど、これも毒出しなの? 」との事でした。
私は「確かに毒出しです。特に今の季節は秋なので主に肺の毒出しが盛んになりますから、皮膚に出るのですよ。肺と皮膚は密接な関係がありますから、皮膚に赤い発疹を出していると思います。
赤は心臓の色です。心臓は肺を攻めますので赤色が出ていると思います。
肺は呼吸器で外と繋がっていますが、皮膚も外と繋がっています。皮膚は自分の意思で掻いたり、擦ったり、洗ったりできますし、呼吸も自分の意思で強弱をコントロールが出来ます。他の内臓の毒も出しやすいのです。
発疹はお風呂の中でシルクの布などで擦ったり、痒くなくても擦ったり、掻いたりすればもっと毒が出てくれます。しっかり出してくださいね」とお話しました。
薬はやめたほうが良い?
その方は長年の心臓の薬と、数年前から睡眠導入剤を服用しているとの事でした。きっとその薬の毒が発疹と言う形で出ているのだと思います。
その方は「薬をスパッと止めれば良いと思うのだけれど、不安で中々踏み切れないのよ」との事でした。
私は「不安ならば、無理に止めずに薬を飲みながらしっかりと冷えとりを強化して続けて下さい。そのうちに、薬を飲み忘れたけれど体調が良いから飲むのを止めても良いかな? と思える時が来ます。その時が止め時だと思います。体が欲していないのですから、不安がなくて自然に止められて良いと思いますよ」とお話しましたら、納得してくださいました。
「冷え」が取れてくれば、徐々に内臓が元気になり、体が良い方へ変わってきます。焦らなくても「体を冷やすもの」を自然に遠ざけるようになります。
よく「すぐに一切の薬を止めなさい」と指導する方がおられますが、無理やり断薬させると本人が不安になり長続きしませんし、心の毒が溜まることになります。強制的な事は止めたほうが良いと思います。
私自身、アイスクリームをいつも食べてしまいますから、他人に偉そうに言えません。ハイ!
私は、最近いつもお風呂上りにかなり強い感じの咳が出ます。「毒出し」には違いありませんので、しっかりと出そうと思っています。私はよっぽど毒が多い人間のようです。
「歳を取るのと、毒が出るのは生きている証拠」なので、頑張ります。