9/1は防災の日ですね
大正12年9月1日に「関東大震災」が起きました。
今でも大地震の後は大変なのに、あの時代はもっと色々大変だったと思います。今のように情報がすぐに入るわけでもありませんし、避難所や援助物資も、十分に供給されたかどうか分かりません。
大震災で沢山の方々が犠牲になったのも怖い話ですが、もっと怖いのは「デマ」だったそうです。
今でも未曽有の大災害の時は、人々を混乱させる迷惑な「デマ」が飛び交います。しかし、あの時は「在日朝鮮人があちこちの井戸に毒を入れた」という根も葉もない酷い「デマ」が広がり、多くの在日朝鮮人の方々が迫害を受けたそうです。
こういう事は許せないですが、情報機器が発達した現代でも、相変わらず同じように「デマ」を発信する人がいます。間違った情報に振り回されたりして、同じことが繰り返されているのを見ると「人間は学習しない生き物なのかな? 」と悲しくなります。
私の父（進藤義晴）はこの年の5月に生まれたのですが、その頃は遠く離れた鳥取県内に住んでいましたので、大震災の影響は全くなかったようです。
日本は「地震国」ですので、いつ何時どこで大地震が起きるか分かりません。よくテレビで「常日頃から、地震の対策はしていますか? 避難グッズの準備は出来ていますか? 」と言われますが、我が家は何もしていないし、猫9匹を連れて避難所にも行けないし、と言い訳ばかり考えています。駄目ですね。
冷えとりで酷い便秘が治った
さて、ふと気が付くと徐々に日暮れが早くなり、時々涼しい風が吹くようにもなって「秋」を感じるようになりました。私は嬉しい限りです。
秋は「主に肺の毒出しの季節ですよ」とお話をしていますが、肺は「皮膚」だけではなく「粘膜」「腹膜」「内膜」にも関係があるようです。
便秘は、主に腹膜と肺の「腑」である大腸に張り巡らされている毛細血管が「冷え」で縮んで血流が悪くなり、働きが悪くなって起きるようです。
よく「冷えとりをしたら便秘が治った」という話を聞きますが「冷え」が取れると毛細血管の血流が良くなり、大腸の動きが良くなるので便秘が改善されるようです。
それから、肺が悪いと性格が「強欲」になります。以前父が冗談半分に「強欲だから便まで出したがらないのかな? 」と言っていました。
以前、ある愛煙家の女性が酷い便秘に悩まされて、大学病院で検査をしたり、治療をしたりしたそうですが、あまり改善されずに困っていたそうです。その方の親戚から「冷えとり」を教えて貰い、実行したところ徐々に緩和されるようになり、喜んでいました。
喫煙は体を冷やしますし、肺に毒が溜まりますよね。肺の毒は「腑」である大腸から出そうとしますが「冷え」で大腸の働きが悪いわけなので、酷い便秘になっていたわけです。その後、その方は「冷えとり」を続けて下さっているかどうか分かりません。続けていてくださる事を願います。
お腹が痛くても、足元を温めることが一番
その他の症状として「何となくお腹が痛くて検査をしても分からない、けれど軽く痛いというか違和感がある」という場合は、主に腹膜の毛細血管の血流が悪くなっている事が多いそうですよ。
こういうと「腹巻をして、お腹を冷やさないようにした方が良いでしょうか? 」と尋ねる方が多いです。しかし「お腹より足元を温める事が一番大切ですよ。冷えとりは部分的に温めるのではなく、足元を温めて体全体の血流を良くするのが基本です」とお答えしています。裸足で腹巻をしてもあまり効果は無いと思います。
私は、ご存知のように靴下を26枚、レギンスを4枚履いていますので、腹巻を使わなくても「苦」になりません。しかし、個人個人のお好みですので、使いたい方はお使いください。雷様におへそを取られないから良いかもしれませんよ。
逆に「下痢」という場合ですが「下痢」は深い毒が出ていますので、喜んで出してください。よく「便が水のような感じで出ますが、こんな下痢で大丈夫でしょうか? 」とのご質問があります。「トイレに間に合って出るのは、例え水のような物でも下痢ではありません。くしゃみをしたら出たとか、自分の無意識のうちに出る場合は、形がどうあれ下痢ですよ」とお伝えします。が、いずれにしても出る物は「毒」（ゴミ）ですので喜んで出すようにしてください。頑張って出してください。
ご参考までに、東洋医学では「汗は浅い毒」「吐くのは中ぐらいの毒」「下痢は深い毒」が出ていると考えられています。
ところで、このブログを始めてから約一年経ちました。早いものですね。毎回上手く書けたかどうか? 反省ばかりですが、読んで下さり有難うございます。これからも頑張って書きますのでよろしくお願いいたします。
