冷え取りはまだ2年目の新米です。今回、めんげんについての質問です。
53歳です。16年前に乳がんを患い、同じ年にストレスからかパセドウ病にもなりました。数年後には子宮内膜症も判明し、それ以来食事には人一倍気を使って生活しています。現在、乳がん、パセドウ病も落ち着き、子宮内膜症は閉経のためもう大丈夫と言われました。ここ数年、更年期のためか冷えをひどく感じ何とか対策を考えていたところ、2年前に図書館で冷え取りの本を拝見し、実行しています。昼夜は靴下七枚ほど、湯たんぽも欠かさず、半身浴は毎日20分ほどです。
食事は腹八分を心がけていますが、一日2食の生活のせいか、昼、夜思い切り食べてしまい腹八分が課題です。
更年期の汗もひどく、お風呂上りはバスタオルがびしょびしょ、下着も10枚以上取り替えてはびしょびしょです。
めんげんについては、冷え取りを始めてから、ぎっくり腰、歯の詰め物が2本とれる、歯茎に膿がたまり切開、顔の蕁麻疹などなどいろいろ経験しました。
1点わからないのは、風邪とめんげんの違いです。
決まって、体中の筋肉が痛い、首のリンパが痛む、動けないを特徴とする風邪のような症状が何度も繰り返し起こります。ひどいときは毎週末そんなことが起こります。
2,3日ゆっくり休むととても爽快ですが、何か疲れや、寒さ、仕事のストレスをきっかけに同じ症状を繰り返す、治る、を何度も繰り返しています。
治った後はとても調子が良いです。軽い場合もあれば、本当に重くつらい時もあります。
風邪なのかめんげんか、もはやわからず、コロナかもしれないとおびえたりしています。
それで、先生にお聞きしたのですが、風邪とめんげんの違いというのは判るでしょうか。
また6セットそろえた靴下は1枚目、3枚目が今では形もなくボロボロですが、2枚目のみ綺麗です。これも何か意味があるのでしょうか。
とても不思議でしたので、教えていただけますと幸いです。
長くなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
ご質問の件ですが、乳がんは婦人科の毒出しの一つです。婦人科は肝臓・腎臓と関係がありますし「冷え」は婦人科の大敵です。
子宮内膜症も婦人科ですが、肝臓・腎臓と肺が関係しています。肺の毒は皮膚だけではなく内膜にも出ます。
バセドウ病は、肝臓・腎臓・肺が関係します。バセドウ病の場合はこの3つの臓器の中の肝臓との関りが深いです。
腎臓は一番「冷え」に弱い臓器でもありますし、腎臓が悪いとストレスに弱くなります。
バセドウ病とは逆の甲状腺の機能が低下している場合は、主に腎臓が関係しています。
風邪についてですが、風邪も「毒出し」の一つです。風邪もインフルエンザも乾燥と冷えを好むので、その逆の「冷えとり」をしっかりと行う事で、どちらにも強くなります。
それに、私のブログにも何回か書かせていただいていますが、しっかりと「冷えとり」をしていけば、血流が良くなり免疫力アップにつながりますので、コロナウイルスにも強くなりますので、怖がる必要は無いと思います。
汗で肌着がべしょべしょになるのは、汗で毒出しをしているのですから、そのまま出してください。もっと「冷え」が取れれば収まってくると思います。
靴下の一枚目と三枚目はシルクだと思いますが、それが破れるのはシルクはコットンやウールよりも毒を良く吸ってくれるので、繊維が毒に負けて破れるのです。もっと毒が減ってくれば破れる頻度が少なくなってくると思います。
腹八分目は私でも難しいです。無理に回数や量を制限するのではなく、一日三食食べても構いませんので、こだわらずに感謝して食べて下さい。
例えば「朝ごはんを遅めに沢山食べたのでお昼はあまり食べたくない」と言うような時は、体が欲していないのですからお昼ご飯を抜かしたり、お友達とランチの約束がある時は朝ごはんを少なくして行くとか、ランチを沢山食べて夕飯時にあまり食べたくない時は夕飯を少なくしたり、抜かしたりという形で調整すると良いと思います。
「食べたいのを我慢する」と言うのは辛いものですが「食べたくないから食べない」と言うのは体が欲していないのですから楽だと思います。無理をしてキリキリすると続きません。
靴下の枚数や半身浴の時間などを出来るだけ増やすようにしてください。焦らずに「冷えとり」を強化していただきたいと思います。徐々に体調が良い方に変わってくると思います。
先生の説明がとても分かりやすかったです。靴下が破れる理由も理解いたしました。
また、食事の件も無理せずに、感謝して、いただきたいと思います。風邪が毒だしと聞き、とても安心いたしました。私の風邪の回数はかなり多く、冷え取りを始めてるのにどうしてだろうとずっと疑問で、不安でした。
教えていただいた通りに、靴下の枚数と半身浴の時間を増やして、しっかり冷え取りを強化して参ります。恐縮ですが、もう1点だけご教授ください。
風邪の際、うまく毒だしを通過させるために、無理をしないことにしていますが、どうしても仕事を休めなかったり、家事などがあり、多少無理してしまうことがあります。その後、しっかり休んではおりますが。
無理をすると毒だしもスムーズにはいかず、体内に滞ってしまうでしょうか。
お手数をおかけして、申し訳ございません。どうぞよろしくお願い申し上げます。
ご質問の件ですが、無理をしたら「毒」が溜まるという事は聞いたことがありませんし、習ってもいません。
私自身も、家事・仕事、高齢な父の介護など全て一人で行っておりますので、風邪を引いても、酷い毒出しの時も休むことが出来ません。普段よりは作業のペースが落ちますが、何とか必要な事はこなせますので、それで良いと思っています。
体調が悪い時は、自然に食欲が落ちますので、それに従って食欲が回復するまでは、焦らずに過ごしながら半身浴を長くしたり、湯たんぽの数を増やしたり「冷えとり」を強化して過ごします。
そのうちに「毒」がある程度減れば回復しますので、いつもの生活に戻るのですが、生きている内はまた「毒」が溜まりますので、そのうちにまた大きな「毒出し」があり、何回か同じことを繰り返すのですが、徐々に症状が軽くなったり、回数が減ったりするようです。
その時の症状の軽さや回数は人それぞれですので、気にせず出してください。
「ゴミ」が出たと考えてくださると分かり易いと思います。家の中のゴミを出してきれいに大掃除をしても、何日かすればまたゴミや埃が溜まりますが、それと同じです。
焦らずに「冷えとり」を続けて下さい。
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