>>進藤幸恵の冷えとりラジオ<<

体を温める飲み物、冷やす飲み物

食事について
この記事は約4分で読めます。

これから、だんだん暑くなってくると、冷たい飲み物が欲しくなりますよね。色々な方から「ずっと白湯を飲んでいるのですが、暑い時期は飲むのが辛いです。どうしたら良いでしょうか? 」とか「半身浴中に喉が渇いても白湯を飲まなければいけませんか? 」とお問い合わせをいただきます。

冷えとりと白湯は関係なし

ハッキリ申し上げますが、我々が推奨している「冷えとり」と「白湯」は全く関係ありません。宜しければ、本の中の「温める食べ物・冷える食べ物」のページを見てみてください。どこにも「白湯を飲みなさい」とは書いていないはずですよ。

「白湯」を飲むようにと言われているのは、インドの伝統的な医学である「アーユルヴェーダ」での事です。

多分、インドの生水はそのままでは飲めない衛生状態だったのではないでしょうか? そうなると、沸かしてから飲まなければならず「白湯」を飲むという事になったのだと思います。現在はどのようになっているのかは分かりませんが、昔はもっと衛生状態が悪かったと思いますので、自然な成り行きだと思います。

「白湯」を飲みたい方は飲んでいただいて結構ですが、私は飲みません。

体を温める飲み物、冷やす飲み物

さて、体を冷やす飲み物は、温度ではなく成分が関係しています。緑茶・麦茶・ほうじ茶・水などは、どんなに冷たくしても、凍らせたものでも体を冷やすことはありませんから、暑い時期に「熱いお茶や白湯を飲まなければいけない」と言うのは、大間違いです。特に「氷」は水を凍らせたものですから、気にすることはありません。

スポーツをしている子供さんに麦茶を持たせる時などは、氷を沢山入れていただいても支障はありません。氷を入れなければ温くなって嫌ですよね。私も温いのは嫌いです。冷たくないと嫌ですから、暑い時期は冷蔵庫にいつも麦茶を冷やしておいて、飲みたくなったら好きなだけ飲んでいます。

よく「冷えとりをしている人は夏でも室温の飲み物を飲むのでしょ? 」と言われることもありますが、私に関して言えば「NO」です。が、それぞれ個人の好みがありますからお好きな温度で飲んでください。

逆に、コーヒー・コーラ・ジュースなどは温めて飲んでも冷えます。が、飲みたい時もありますよね。私も飲みたい時は飲んでいます。もちろん暑い時はしっかり冷やして、氷を沢山入れて飲んでいます。

あまりガチガチに考えるのは好きではありませんし、おすすめしておりません。

豆乳は? 特別な水は?

中には「豆乳が良いですよね」とおっしゃる方もおられますが、それも本には書いてありません。飲みたければ、ある程度は飲んでいただいても結構ですが、それを「冷えとり的」に勧めているというのは大間違いです。

父は「無理に豆乳など飲まなくても、豆腐を食べれば良いではないか? 豆腐は豆乳を固めた物なのだから」と言っています。が、これも個人のお好みです。豆乳を飲みたい方はご自由にどうぞ。私は豆乳より、普通の牛乳が好きです。

他には「健康の為に、特別な○○の水を一日何リットル飲みなさい」と勧めている健康法もあります。しかし、こちらの考えとは全く違います。「無理に高価な水を購入しなくても、普通の水を飲みたい分量だけ飲んでいれば良いですよ」と言うのが「冷えとり」の考えです。

特別な水を飲んでいれば健康になるとは思えませんので飲む必要は無いと思いますが、個々の考えもありますので飲みたい方はお好きになさって下さい。

日本は飲料水に恵まれた国

先ほどの「白湯」に関して。あくまで私の個人的な意見ですが、日本は飲料水に恵まれた国で、水道の蛇口を捻ればいつも安全で清潔な飲料水をそのまま飲むことが出来ます。それに、日本の水は基本的に軟水です。

全世界の国の中で、そのまま水道水を安心して飲むことが出来る恵まれた国は数パーセントしか無いそうです。そう思うと、日本の上水道は優秀ですね。(水道局の方々に感謝です)

それから、ユーラシア大陸の水は多くは硬水だそうです。あまり飲料に適していないようですので、ヨーロッパの国々の人々は、ミネラルウォーターのように限られた場所での水を買い求めて飲むという事が多いようです。

余談ですが、中国も韓国もユーラシア大陸の端にあります。水墨画は、昔々中国や韓国からもたらされた芸術ですが、日本の水墨画は、雲や霞を表現した方法で「ぼかし」と言うのがあります。しかし、硬水の中国や韓国で書かれた場合は「ぼかし」を使った表現は中々出来ないそうです。

軟水を使わないと墨が上手く馴染まず「ぼかし」の表現は出来ないとの事です。面白いものですね。

色々な情報がありますが、迷ったらもう一度「冷えとり」の本を開いてみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました