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秋口に体調不良になる理由/細かいことが気になるのは○○が悪い

夏の冷えとり
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残暑お見舞い申し上げます。
8日が「秋が始まる」という意味の「立秋」でしたが、あくまで暦の上ですので、厳しい暑さはまだまだ続くようですね。

でも、昨夜のことですが、急ぎの用事で近くのコンビニに行って帰ってきた時に、小さく虫の声が聞こえてきました。確実に季節が変わってきているのを感じます。

戦争よりも考えなくてはいけないこと

この8月は一年の内で一番「平和」について考えさせられる月だと思います。

6日は広島県に、9日は長崎県に原子爆弾が落とされましたし、20日は終戦の日です。
※お詫びと訂正:終戦は15日でした。お詫び申し上げます。

私は昭和33年生まれですので、戦争を体験していませんが、若い頃に戦争の時代を生きた大正生まれの両親からは色々な悲惨な話を聞かされました。

父は、医学生ですぐには軍隊に招集されることは無かったのですが、終戦間際には招集されそうになっていたそうです。ギリギリのところで終戦になり、軍隊にはいかなかったそうですが、戦争中には空襲で家を焼かれ、まだ子供だった妹たちや両親を避難させながら、大学の教科書など必要な本を鞄に詰めて命からがら炎の中を逃げたそうです。

「空襲に備えて、よく町内でバケツリレーの練習をさせられていたけれど、あんなものは全然役に立つわけがない。家が一軒だけ燃えているならばまだバケツリレーも効果があるが、周りの家全部が燃えるから間に合わない。ちょっと考えれば分かるのに、あんなアホな考えでは戦争に勝てる訳がない」と父が話していました。

父は「キレイ事を言っても、金儲けをしたい奴らが必要以上に欲を深くして利権を争って起こすのが戦争で、その結果一番不幸になるのが一般庶民だ」ともよく話していました。

今でも世界中の至る所で戦争が起きて、いつ終わるか分からない状態が続いています。

最近は、深刻な異常気象が地球規模で起きているのですから、すぐに戦争を止めて世界各国で知恵を出し合って地球温暖化を止める方法を考えた方が良いと思います。いかがでしょうか? 早くしないと手遅れになりますよ!

夏の毒を秋に持ち越すと、○○の症状が出る

さて、陰陽五行説では、秋は主に肺と肺の腑である大腸の毒だしが盛んになる時期とされています。

前からお話させていただいているように、肺の主な毒だしの症状は、咳や痰が出るとか、肺と関係の深い皮膚や粘膜、腹膜、内膜に症状が出ることが多くなります。

大腸は、主に便秘とか下痢とかと言った症状が出たりします。

特にこの秋口に体調不良になりやすい方は、夏にしっかりと「冷えとり」をしなくて心臓の毒出しが十分ではなかった事が主な原因です。心臓の毒は肺を攻めるからです。

五行説

「暑いから半身浴を止めてシャワーだけにした」とか「暑い間はずっと靴下の枚数を減らしていた」とかしていると、体調不良になることが多いようです。

まだまだコロナも増えつつあるそうですし、今からでも考え直して「冷えとり」を強化してください。

肺と肝臓が悪いと神経質になる

また、肺の毒は肝臓を攻めます。肺と肝臓の毒が多いと神経質になり、何事にも細かいことが異常に気になるようになります。

最近ラジオで聞いた話です。夏休みの風物詩の一つで朝早く「ラジオ体操」が行われますが、それについて苦情が寄せられる事が増えてきているそうです。

私個人としては、ご近所さんが子供たちと顔を合わせて仲良く体操をするというのは和やかな光景だと思います。しかし「朝早くからラジオと人の声がうるさくて嫌だ」と苦情が寄せられるそうです。

四六時中なら私も嫌になるかもしれませんが、短時間で終わる事でも嫌なのでしょうか? 自分自身も、生きているうちは周りにご迷惑をかけたり、お世話になったりしているのですから、お互い様だと思うのです。少々のことは我慢する必要があると思います。

かなり前から「風鈴の音がうるさい」とか「盆踊りの音がうるさい」と苦情を言われることが増えたと聞いていましたが、何だか残念な気持ちになります。

それだけ「冷えが溜まって神経質になっている人が多くなってきたのかしら? 」と思ってしまいましたし、他人本位に考えればそんなに「苦」にならないのに・・・と思います。

足元を温めると、精神が落ち着く

面白いことに、いつも足元を温めていると頭に血が上らなくなり、精神的に落ち着いてきて、少々の事があっても「まあ、いいか」と気にならなくなります。

そうすると心が穏やかになって(心の冷えが取れて)イライラ、カリカリしなくなってきますので、段々と人間関係も良くなってくることが多いようです。

肺の毒が多いと悲観的にもなりやすく、メソメソしやすくなり、不安になりやすくなります。「冷えとり」をしっかりと実行して良い方向へ向かうようにしてください。

最近は、すぐに安定剤を服用する人が多いと聞きます。薬に頼らずに足元を温めて血流を良くしていけば、副作用の心配もなく前向きな考えになると思います。

不安になったら靴下の枚数や半身浴の時間を増やすという「冷えとり」強化を忘れないでください。

来週の更新はお休みとなります。
次回は8/24に更新いたします。
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